ウラメにでた日々

4月から短大生

日々のどうしようもないセイショウドウをつらつらと精神安定の為に小説も書いとるわ

だから迷う

仕事を辞めるギリギリの所で迷ってる。

 
仕事を辞めたら国家資格を取る、ために学校へ通う、ために引っ越しもする。
新しいバイトも始める、勉強主体の生活になるだろう。
 
学校はもう受かった。
 
でも会社の人には誰にも言っていない。
 
22日までに前期分50万を入金しないといけない。
そうしたらもう後戻りは出来ない。
 
一昨日学校近くの不動産でアパートを3件見た。
今より19000円も安い物件があった。
学校へは今住んでるところからバイクで2時間かかるから通学は無理だ。
だから引っ越しは必須。
 
でも今の方が広いし、庭があるし、風呂が大きく綺麗だし、天井も高く、ミシミシ言わない。
 
家具も置けるか心配だ。
ベッドは置けないだろうか、置けないなら実家に持って行きたいけど使わないなら売った方がいいか、でも布団生活かぁ
 
面倒臭い。
 

そこまで辞めたかったのか?
奨学金制度を使って430万借金して恐らく10年くらいはかなり節約生活を強いられる。
 

30過ぎてからの転職は大変だ。
転職に限らず新しいことを始める場合それより大きいものを捨てないといけなくなる。
 
二十歳の頃は何も持ち物がないから軽やかに足が動く。
持ち物ってのは物質的なものもあるけど過去のしがらみや自信や地位だったり自分を証明するものでもある。
 
働いているなら築き上げたネットワークや回りからの認知度。
それによって自分の存在価値や意義を感じているのである。
 
新しいことをするというのはそれらを捨てないといけない。
そして新しい場所で一から構築していく。
 
僕はその構築が苦手だ。だからずっと自分の居場所がないと探していると思う。
 
でも今の場所で10年を想像するのもヘドが出る。
そうしてしまったらもう抜け出せなくなり、そういう人と決められてしまう。
 

それが地に足をつけ根を下ろすという意味かもしれない。
でもそうしたくてなったのとヘリウムのように重力に逆らって上る気球をロープで縛り付けてガスが抜けるのを待つのは違う。
 
学生になったら高校卒業で入ってくるガキ共と一緒に飯を食って恋ばなに付き合って多少の恋愛沙汰に巻き込まれて俺もまんざらじゃなく結婚とか考えちゃったりすると思う。
 

同棲とか夢見る。
でも卒業に近づくにつれて勤務地やスタートラインが違う事に気付きすれ違いだす。
 

そして10も違う俺の状況など社会に出ていない二十歳のガキが想像できる筈もなく俺も自分を圧し殺す。
 
圧し殺すことに耐えきれなくなって体だけの関係。
 
そして職場で同じくらいの年の人や実務経験者にひかれて社内恋愛が巻き起こる。
 
それも楽しいだろう。

そして結婚とかして落ち着くんだろう。
 
 
だとしたら今の状態で結婚しても然程変わりがない。
ただ職種と国家資格というレッテル
若いガキとの青臭い付き合いとスポーツセックス
 
ゆっくりと社会人のように急かされないゆとり時間
(そのつけは後で払うんだけど)
 
 
 
じゃあ一番やめて学生になることの特権はというと。。
 


勉強ができることだ。
僕は勉強がしたいから学校に行きたいと思った。
それはもちろん青臭い恋愛も経験したことないバイト(マッサージか整体をやろうと思っている)もう一度味わえる学生気分それらも勉強に含まれる。
 
 

でも最近家に帰るとなんて天井が高く恵まれているんだと思う。
仕事をしながらこうしてサボってblogを書くことも与えられたゆとりタイムだと感じる。
 
まあちょっとヤバイと思っているから文章に捻りを利かせられないんだけど。
 
 
自分はとても守られているんだとおもう。
 
帰る場所があるっていうのがこれ程幸せで今は一番落ち着いた幸せなんだと感じる。
 
戦争前夜、嵐の前の静けさとはなんて居心地がいいんだろうと噛み締められると足を伸ばし白い天井を眺め最近布団に入ると感じる。
 
だから迷う。