ウラメにでた日々

4月から短大生

日々のどうしようもないセイショウドウをつらつらと精神安定の為に小説も書いとるわ

満たされる

ウシジマくん29巻を読んだ。

[人生の虚無を埋めるために、
男はティッシュか女に向かって射精する]

なんか響いた。

孤独の度合いが似ていて余り笑えなかった。まー俺はキャバや風俗に手を出してないし借金もない。

でも学生になったら奨学金という借金を背負う。
だから今更踏みとどまってる。
いつでもお金は問題だ。

かなりの事は金が問題である。

俺はこの道を選んだら結婚出来ないかもしれない。

だから30過ぎて独身女が会社を辞めて海外旅行行く話とか聞いても何も感じない。
ただ腕が強張り、足を絡め、身体を抱え込み震える。

結婚出来ていいね。
子供生まれていいね。


俺には何もない。

ウサギを飼っているくらいしか慰めがない。

そして、今日一日休みでほぼ引きこもりツイキャスを見てた。
初めてツイキャスを見て、ニコ生やYouTubeとは違う風に見えた。
そういう世界で繋がる事はどういうことだろうと思っていたけど、なんだかわかった。
不特定の人に初見さんいらっしゃいと言う。
ゆっくりしていって、良かったらコメ下さいと言う。

自分もアップしてみたがそんな風にしゃべれない。
何を求めているか自覚してないと自分を演じる事は出来ない。

見ているほど本当さみしい奴らだなって思う。
現実の自分をバーチャルに売り飛ばした人。
その現実すら知らないままバーチャルでは年齢の差がなく繋がれると勘違いした中高生。

有名になりたい、ただその気持ちは昔の高校生クイズウルトラクイズアタック25に出たい人と何ら変わらない。

有名を仕事にしたくはないが自分の知らない自分、周りの知らない自分を探してる。

チャットと同じだなって思った。

あと、西加奈子の美しい人を読んだ。
鬱々した話で同んなじ気持ちで引きこもりには最適だと思った。

でも最後に向け世界は明るく単純だと、鬱々した自分を否定されてるように感じた。

あとがきを読んで作者は作り込みじゃなく自分の精神安定のために作品を書いてるんだと思った。
なら俺も小説は書かないといけないと思う。

人を欲して会いたくて必要とされてないから見て、かまって欲しいって思ってた。

でもそれは真逆に欲されたいという気持ちからきていると思った。

誰かに見てもらいたい羨望じゃなく、見られてると言う安心感が欲しいんだ。

自分を見てくれという気持ちは一向に満たされず収まらないけど、見て欲しいと似た人をみると、その時点で満たされる。